WordPressで自社のレンタルサーバーのPHPバージョンを確認する方法

WordPressでホームページを運用するうえで、定期的に確認しておきたいのが「PHPのバージョン」です。

PHPとはWordPressを動かすために必要なプログラミング言語です。このPHPは時代共にバージョン更新されている技術です。

そのためPHP側でサポート対応が終了した古いバージョン(イメージでいうとWindows98や7を問題ないからと使い続けている状態)を使い続けると、

セキュリティ上のリスクが高まるほか、その上で動いているWordPressやプラグインの動作に影響する場合があります。

今回はWordPressの管理画面から、まずは現在利用しているPHPのバージョンを簡単に確認する方法をご紹介します。

1. 管理画面「ダッシュボード」から「サイトヘルスステータス」を開く

WordPressの管理画面にログインします。

「ダッシュボード」に表示されている「サイトヘルスステータス」内の「サイトヘルス画面」をクリックしてください。

※サイトヘルスステータスはダッシュボード内のどこかにあります。画像例では一番上で分かりやすい所ですが、
画面中央や下部、折りたたまれたりして見つけにくい所にある場合がありますので、全体を確認ください。

2. 「サイトヘルス画面」の「情報」タブをクリックする

サイトヘルス画面が開いたら、画面上部にある「情報」タブをクリックします。

WordPressの構成やサーバー環境など、さまざまな情報が表示されますので、その中にある「サーバー」の項目をクリックして開いてください。

3. 「サーバー」で利用中のPHPバージョンを確認できます

「サーバー」の項目を開くと、「PHP バージョン」という欄があります。

こちらに表示されている数字が、現在レンタルサーバーで使用しているPHPのバージョンです。

4. 2026年10月時点での【推奨=安心】PHPバージョンは?

表のサポート終了日はPHP開発元の公式サポート期間を示しております。

その上で、レンタルサーバー会社も独自の保守対応範囲があり、推奨記載外のバージョンもセキュリティ対策を行っていたりと手厚さや対応は各社で異なります。

同じPHPバージョンでも細かな更新番号によってセキュリティ対策の適用状況が異なります。
例:8.5.11→8.5.12 で2026年10月の世界的PHP問題の修正されたバージョンへ更新

有事の際は、レンタルサーバー側のPHPに関するセキュリティ情報の公式案内をホームページやSNSで確認することが大切です。
例:エックスサーバー社のXアカウント(HP上より情報発信が早い)▶https://x.com/xserverjp

さらに参考:エックスサーバー社では自動バックアップデータを14日間自動で取ってくれているため、壊れてデータが完全に消えるとう事はないよう手厚いサービスからサポートがされている非常に安心できるレンタルサーバー会社さん(非常に推奨)です。

PHPバージョンセキュリティサポート終了日推奨度・対応
8.5~2029年12月31日推奨
8.4~2028年12月31日推奨
8.3~2027年12月31日推奨
8.2~2026年12月31日推奨も年内サポート終了予定のため更新推奨
8.12025年12月31日サポート終了。更新が必要
8.02023年11月26日サポート終了。更新が必要
7.4以下2022年以前サポート終了。早急な更新を推奨

ここで自社のPHPバージョンが推奨バージョンであればひとまず安心です。

もしPHPのバージョンが古い場合は?

PHPのバージョン更新は、自社で契約しているレンタルサーバーの管理画面などから行います。

PHPバージョンの世代で「8.2」から「8.3」はよほど問題は起きにくいですが、

「7」から「8.5」など世代が大きく変更して最新バージョンにする場合は、乖離が大きいため使用中のWordPressテーマやプラグインに不具合が発生する可能性もあります。
※特にカスタマイズして作っているようなWordPressサイトは注意が必要です。必ずカスタマイズ制作者に確認ください。

必ず事前準備と対策をして自己責任の上で実施、またはサポート保守をしてくれている制作会社に相談してください。

以下のように更新前の事前準備と確認すべき所、万が一のバックアップを取った上で更新をします。

PHPバージョンを更新する前の事前準備

  • WordPressのバックアップデータを自分のPCに取る
    ▶バックアップ方法の参考:https://lega-re.com/archives/3147
  • WordPress本体、テーマ、各プラグインが現時点で最新バージョンになっているか確認
    ※古いPHPバージョンで放置している場合、最新バージョンに一気に更新にするとエラーがでる可能性があるので注意&自己責任(制作会社の保守サポート等で最新状態が維持されている場合は安心)
  • レンタルサーバーの管理画面でPHPの推奨バージョンへ変更
    ▶エックスサーバーでPHPバージョン更新する方法:https://lega-re.com/archives/11576
  • 問題なくHPが表示されているか確認
  • 引き続きWordPress本体、テーマ、各プラグインを最新状態を維持する
    ※テーマやプラグインにメーカーライセンスが必要な場合は自社で取得や購入して実施する必要があります

各社レンタルサーバーのPHPバージョンを更新する方法の調べ方

Googleなどの検索画面で、
【○○○ ※自社のレンタルサーバー名 + PHPバージョン + 更新方法 】
検索例:スターサーバー PHP バージョン更新

と検索すると、レンタルサーバー各社が準備している公式マニュアルページがでてきます。

レンタルサーバー会社の推奨環境やサポート状況を確認し、必要に応じて制作会社などに相談してください。

今後もセキュリティ対策の一環として、PHPという定期的な更新作業が必要な旨と、そのバージョン維持へのセキュリティリテラシー向上、そして現在のPHPバージョンを把握しておいてください。

※補足※
2026年10月21日 PHPの脆弱性発覚で世界的対応を求められた際、高市首相がXで投稿した件が本件の内容になります。

レンタルサーバー各社が24時間体制で修正対応に尽力してくれたおかげで、その日の早朝~午前中には推奨バージョンのPHPは対処がされました。