ウィンザー効果(お客様の声)を活用してお問合せ反響を増やす方法

マーケティング用語「ウィンザー効果」とは?

ウィンザー効果とは、直接サービス提供者が顧客に訴えかけるよりも、

第三者を介した情報、すなわち

・お客様の声

・アンケート結果

・口コミ

などを開示して間接的な方法で信頼性を増加させる心理効果マーケティング手法になります。

消費者である私たちも実際のお問合せや購入前に一度はチェックをする傾向はあるのではないでしょうか。

そのため新規集客のマーケティングでもとても活用される効果手法です。

ウィンザー効果を活用してレスポンスを増やそう

このようにウィンザー効果は、私たちの意思決定に良くも悪くも大きな影響を与えてくれます。

それでは今回はHP作成においても役立つビジネスでのウィンザー効果の活用法を紹介していきます。

※補足※
ちなみにウィンザー効果の由来は『伯爵夫人はスパイ』という小説の中で、ウィンザー伯爵夫人が「第三者の誉め言葉がどんなときにも一番効果があるのよ、忘れないでね」と言ったことが由来しているとされてます。

「お客様の声」を充実させる

ウィンザー効果を活用した一番多い例が「お客様の声」です。

よくテレビのCM(特に印象的な「食器洗剤 ◯”ョイ」)などでも、その商品を利用している一般の方と評して、
商品の感想を話しているのを見たことがある方も多いかと思います。

今更、企業広告側が準備した方では?

と、分かっていても、その声にはとても効果があるので未だに使われています。

やはり企業自身が商品のメリットをアピールするよりも、
第三者に感想を語ってもらうほうが、信憑性が高まると考えられているからです。

このように「お客様の声」のページにその効果を期待して活かしていきましょう。

しかし気をつけたいのは、自作自演では今どきバレたりマイナス効果になってしまいますので、
シンプルにお客様の声を集める3つの方法をご紹介します。

集める方法① アンケートをお願いする

一番基本的な手段は、アンケートでお客様の声を回収して、画像化などして載せる方法です。

紙ベースのアンケートに手書きのものだと、とても信憑感が持てます。さらには一緒に顔写真まであると信憑性はかなり増して効果も高まります。

このブログ記事のようにただのテキスト文字に、◯◯市在中 S.K様 とだけでは自作自演もできます。

仮に本当に記入してくれたとしても信憑性は低いです。可能な限り手書きなどひと手間あるアンケートが理想です。

起業して間もない時は、実は友人や知人に協力してもらいやすく、アンケートなどのお客様の声を集めるのにとても重要なタイミングです。

ただしこの昨今ですので、顔写真の協力やアンケートの個人情報の取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。

集める方法② 直接インタビューする

お客様に直接インタビューをし、意見を聞くという方法もあります。

インタビューで「お客様の声」を集めるメリットは、「お客様とコミュニケーションを取りながら質問を臨機応援に対応できる」ことです。

文章を書いたり感想を積極的に述べたりしないお客様でも、インタビューなら回答しやすくなるなど、アンケートだけではわからない「お客様の声」を獲得できます。

またウインザー効果を狙う反面、インタビューは双方のコミュニケーションになります。
改めてお客様のニーズも発見するきっかけとなり、サービス向上に繋がるというメリットもあります。

アンケートも然りですが、数が多ければグラフ化などして結果を開示するのも効果的です。

集める方法③ モニター募集でアンケート集め

モニターと称して気軽にサービスを受けて頂き、お客様の声を集める方法もあります。

モニターに応募してくる人は、意識の高い方が多くその製品やサービスに対してもともと好意的な人が集まりやすいので、よい評価や口コミが集まる可能性も高いです。

またモニター価格などで従来より安価に提供する事で、その引き換えにアンケートなどに協力してもらいやすくもなります。

起業して間もなくお客様が少ない場合には、この手法でお客様も声をたくさん集めて信頼性を上げて、
正規の価格でサービスを提供しはじめるという手法はとても効果的です。

まとめ

第三者から発信された情報は説得力が高まり信憑性もあるというウィンザー効果を、HPからのレスポンス増加においてとても有効です。

「お客様の声」には自社商品・サービスに合わせてお客様の感想を掲示しターゲット層へアピールしたり、
さらにアンケートやモニター実施によりデータの信憑性を高めたりと、自社商品・サービスの印象向上にも繋げられます。

説得力を増すためのスキルとして、ぜひウィンザー効果を活用してHPの「お客様の声」を充実されて育てあげていってください。