ホームページを作るため準備に必要なもの(文章テキスト)
本記事では、今までたくさんのホームページ制作に携わり、共通して必要なホームページの内容すなわち、
文章(テキスト)を最低限これだけ準備すれば、自分の想いが籠もったホームページ出来上がり、かつ制作もスムーズになるというものをまとめました。
こちらの内容はどの制作会社に依頼される際には、必ずヒアリングなどを経てご自身がアウトプットした上で、制作していく流れが多いかと思います。(所属ライターがいる場合は別)
ぜひ今後ホームページを新しく作ったり、リニューアルする際に、文章(テキスト)を作る参考にしていただければと思います。
ではまずホームページにおいて絶対必要な文章(テキスト)として、下記の5つを挙げさせてもらいます。
またどれくらいの文量ならいいの?と必ず思われますので、最低限の推奨文字数も合わせて記載いたします。
※参考までに100文字の文量は下記になります。
文字数「100文字」のイメージ
いつもお世話になっております。
このたびは、新しくホームページを開設する事となりました。
取引先しいては、クライアントの皆様には、
倍旧変わらずお引き立ていただきますよう、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ほぼどのホームページでも100%いる内容
①会社案内(コンセプト)を200文字
②代表者としての挨拶を200文字
③事業内容の詳細説明を200文字
④自社の強み(3つ程度)をそれぞれ100文字
⑤自社のキャッチコピーを20~30文字程度
最低限1枚もののページサイトでもシンプルなコーポレートサイトでも、やはり上記くらいの自社のアウトプット文章は入れておきたい所です。
ホームページにあると”より良い”もの
①代表の宣材写真
②SNSの事業用アカウント
③会社ロゴ
④実績や実際のサービス風景が伝わる写真
⑤その他すでに準備してるもの(チラシやパンフレット等)
※あとは個別要望次第のページ毎に、必要なテキストは別途準備する形になります。
例:よくある質問ページや料金ページ、求人募集ページが欲しい場合
代表者は実は文章アウトプットするのが苦手な人が多い
ただ実際に準備してもらう際、とても時間が掛かったり、苦手という方も多いです。
しかし、HP相談に来られる方はほぼ代表者や経営者の方々です。
熱い想いをもってその事業に取り組まれているため、アウトプットとなる源泉がないわけはないです。
いざかしこまってアウトプット(明文化)するのに慣れていないだけです。
そのため、ある程度アウトプットしやすいように
質問に答える方法か、誰かにヒアリングしつつ壁打ち的にアウトプットすると意外とスラスラでてくるものです。
ここで出来るとすればアウトプットしやすくなる簡単な「質問」を提案したいと思います。
ぜひアウトプット(明文化)する際、一つの参考にしてみてください。
アウトプットしやすくなる質問例
「会社案内」のための質問
Q1.どういったサービスを提供する会社ですか?
Q2.どういった方々を助けるまたは満たすための会社ですか?
Q3.この会社を経営するにあたり、説得力がある経歴や実績がありますか?
「代表あいさつ」のための質問
Q1.どういった想いでこの会社を創ったのですか?
Q2.この会社やサービスを通じて顧客にはどうなって欲しいですか?
Q3.ゆくゆくこの会社はどういう夢や実現したい目標を持って動いていきますか?
「事業内容」のための質問
Q1.具体的にどういった商品やサービスを提供するのですか?
Q2.小学生でも分かりやすい言葉でいうとどういう内容ですか?
「特徴」のための質問
Q1.同業他社もいると思いますが、そこと違う点はなんですか?
Q2.誰にも真似できないや勝てるという自負はなんですか?
Q3.顧客にとって一番の有益な点はなんですか?
「キャッチコピー」のための質問
Q1.自社の強みや想いを30文字程度でキャッチーに表現したものを10個作り、
その中で一番ピンと来たものを教えてください。質より数で大丈夫です。
上記を参考に仮に箇条書きでもアウトプットしてもらえれば、
あとは制作のプロが上手く繋ぎ合わせてホームページに載せる文章として創り上げる事も出来ます。
ホームページ全体の説得力&信頼性&共感を増すために
その文章をより信頼性や共感力を持たすため先に紹介した、
「あると”より”良いもの」
がそれを補完し、昇華してくれます。
特に起業して小さい会社、事業の場合はどうしても会社名の看板に信用が付帯していません。
脱サラしたサラリーマンの方がまず躓きやすい所でもあります。
会社が小さい内は「”共感”と”親近感”」を武器に!
「信用」という目に見えないものをどう最大限表現するか、信用以外で補完できる内容はないか。
これをホームページでは表現する事ができます。
特にまだ創業したててで小さい規模や一人社長やフリーランスで強みとなるのが「共感」と「親近感」です。
①一番にプロフィールで想いや経歴、自分の悩み克服の実体験などを自己開示し、「共感」を味方にする。
②ブログをコツコツ配信して圧倒的コンテンツ(お役立ち情報満載)のあるホームページにする。
③顔出しやSNSで信用を築き上げてホームページへ誘導する。
若い世代への訴求は、世代目線で情報発信を
特に今の若い世代、Z世代といわれる方々は、
実績◯◯◯以上!や創業◯◯年以上!
という数値的な要素より、SDGsへの取り組みや共感ポイント、透明性や誠実性を意思決定要素にしています。
他にも従来の若者ではやりがいや社会貢献などを感じられるのかなどそういった目線で伝える事がとても重要です。
ターゲットが若い世代や、若手求人などを意識したホームページではそういった意味でハードルが上がりますが、相手目線での情報をしっかり掲載する事で、反響をしっかり取ってける作り方や見せ方を意識していかねばなりません。
まとめ
ホームページは作ってからがスタートとはよく言われますが、最初に作ってそれ以降中々ブログ投稿や更新を放置してしまうケースがあります。作った時のやりきった感と、日々の業務の優先順位が高い事が背景かと思いますが、本ブログでは作るとう一番モチベーションが段階で良質なアウトプットができるよう参考になるブログとしてご紹介させていただきました。
もちろん手が空いた際にホームページは紙と違いリアルタイムに修正や追記が利きます。
ぜひホームページを自分の最大限の代弁者としてネット上で働いて貢献してもらいましょう。