スマホ「安全ではありません」表示されるようになった原因と対策

ここ2019年4月あたりから、スマホで「安全ではありません」と表示されるようになって思わず検索枠を凝視してしまった方も多いと思います。

気になる警告メッセージではありますが、検索ユーザー目線とサイト所有者目線で「原因」と「対応」をまとめたいと思います。

表示されるようになった原因(背景)

まず「安全ではありません」と警告的な表示がされるようになった要因は、Googleが2018年夏ごろより推奨対応を始めた「常時SSL」という(https://)セキュリティ通信設定がされてないサイトへの警告メッセージになります。

簡単にいうと通信セキュリティが弱いサイトですよと閲覧者への警告になります。

決してあなたのスマホなどにウイルスが入ったなどではなく、検索ブラウザからの優しい忠告です。

ブラウザのバージョンが上がった人から表示開始

実は2018年夏ごろから順次対応と注目がされていました。
順次というのは、各々の検索エンジンのバージョンが上がる事で、そのように表示されるようになるためです。

今回、Safari12.2にアップデートがされたために表示されるようになりました。
すなわち12.2以降のSafariで検索すると、該当サイトに警告メッセージを表示するという事です。
※グーグルやインターネットエクスプローラーではすでに表示されておりました。

特にスマホはSafariを使っている方が多いため、2019年4月頃のiOSのアップデートに合わせて
(Safariのバージョンも同時に上がり)多くの人にこのような警告メッセージが検索窓に表示されるようになりました。

検索ユーザーとしての対応

ユーザー目線であればスマホとサイトとの通信間にセキュリティが施されていないため、

①お問合せフォームから「個人情報やクレジットカード情報」など極力打ち込まないように注意

が必要となります。

悪意あるものが通信中にそれら情報を盗み得る事ができるためです。

閲覧する分には問題なさそうですが、サイトへリアクション(お問合せや登録)される際はご注意ください。

HP所有者としての対応

検索ユーザーは「安全ではありません」の警告メッセージにより、

あなたのHPの訪問や閲覧、お問合せ等のリアクション自体を控えてしまう事が予測されます。

またグーグルはSSL設定されてないサイトの検索順位も上位へ評価しない方向である事も予測できます。
※グーグルが推奨している事をしない事=検索評価はグーグルがしているため非推奨サイトと捉えれるため

ホームページの本来の目的である、

「検索ユーザーへの情報発信と信頼構築」

「ユーザーからのリアクション」

がどんな良い情報やデザインで作られていても、根底から崩れてしまいます。

そのためSSL設定がまだされていないホームページ所有者は、

機会損失が起きていると危機的な認識を高めていただき、

①HP制作会社へ”SSL通信”の対応を依頼する

②またはSSL対応のサイトを一から制作する

といった行動されることをオススメします。


追伸:当社制作はどのプランでも新規制作サイトへはSSL通信を無料で設定しております

以前作ってもらった制作会社と連絡がつかない等お困り事がありましたら、気軽にご相談ください。